「リング」
Takamo
綺麗な手元には自然と目が奪われる。カバンから物を取り出すとき、飲み物を飲むとき、ふとした瞬間にも手元美人は上品なアクセサリーを自然に身に着けている。今回紹介するシルバーアクセサリーブランド〈Takamo〉は香川県三豊市の組子細工職人がスタートしたブランド。そのままの木の色を活かしながら、熟練の組子細工の技術でシルバーと組み合わせたのは、カジュアルにもフォーマルにも木製品を広めたいという職人の思いが込められている。
シンプルだけど上品、〈Takamo〉のリング
〈Takamo〉のリングにはメイプル、エボニー。ローズウッドの3種類の樹木がはめ込まれている。色の違いだけではなく歴史や用途など見た目にはわからない違いもある。
メイプル/楓 木目が穏やかで明るい乳白色の木肌が特徴で、経過年数と共に味のある飴色に変化するメイプル。カナダや北米では、古くから現地の人々により生活家具や床材など生活に密接したシーンで使われてきた。
ローズウッド/紫檀 赤い木目が特徴の紫檀(ローズウッド)と呼ばれる木材。"ローズ"の由来は加工する際にかすかにバラの香りがすることから。古くから装飾用の木材として、正倉院宝物や楽器などに多く使われてきた。
エボニー/黒檀 い木目と光沢が特徴の黒檀(エボニー)と呼ばれる木材。直径が18cm成長するのに200年かかるとても貴重な樹木です。硬く重い性質があり、水に沈みます。木材の中でもかなり丈夫な部類に入るため、高級楽器やチェスの駒として使用されることで有名。