「想い出はモノクローム、色を点けてくれ」のフレーズが有名なのは大滝詠一さんの『君は天然色』ですが、モノクロですらも過去の出来事が思い出すことが出来ない今日この頃。フルカラーでなんてもってのほかです。

皆さんは思い出を思い返すときに何がきっかけになりますか?その時の気温や、匂い、誰といたかなどの外的な要因がフックになることが多いかと思いますが、その時身に着けていたものから思い返すと意外な発見があるかもしれません。身に着けているものは、その時の自分の気持ちや想いを反映していて、きっと当時の気持ちが鮮明に思い出されるはず。今振り返ると少し恥ずかしいような当時の流行りの着こなしも、いま思えば良い思い出に。これからのステキな思い出の一コマには〈muto〉の「frame」をお勧めします。

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風のように軽やかな極上ストール

「frame」は思い出を額に飾るようにステキな思い出を作ってもらいたいという想いから誕生しました。色の濃くなっている部分を額縁に、薄い色の部分を写真と見立てて、このストールは出来ています。この誕生秘話だけでも惹かれてしまいますが、もちろんそれだけではありません。

色の濃い部分には中太のシルクの糸、薄い部分には極細のシルクカシミアの糸を使っています。このシルクカシミアの糸は〈muto〉のブランドオリジナルのもの。ブランドオリジナルの糸になるので、この質感は〈muto〉のストールでしか味わうことは出来ません。しっとりとしていて質感はなめらか。海外製のどんな高級ストールとも引けを取らない、そんな代物です。シルクカシミアの糸を贅沢に使用したこのストールは光沢感、透け感、ドレープ感を楽しむことが出来ます。このストールさえ巻いていれば、いつものスタイリングもレベルアップできるはずです。

小物から季節を先取り

難易度の高いと思われがちなストールというアイテム。巻いてみたら案外すんなり受け入れられるはずです。特に〈muto〉のストールは幅が110cm,長さが200cmとかなりの大判なので、さっと羽織るだけも様になります。工夫次第で様々な巻き方に挑戦できるので、ぜひ参考にしてみてください。

ここまでに出てきた巻き方はほんの一例。好きなように、思いのままに巻いてみるのをお勧めします。どんな巻き方でも様になる。〈muto〉の「frame」はいかがでしょう。

  • 武藤株式会社

    武藤株式会社

    天然素材の風合いにこだわった武藤のストール。カシミヤ、シルク、麻、和紙、オーガニックコットン等、糸の持つ美しさや特質は織物のハーモニーであり、リズムを組織していきます。また、富士北麓地域に古くから伝わる織物の伝統を引き継ぎ、昔ながらの織機を主に使用し、素材の持ち味が最大限に表現できるよう、「織りこなし」の技術を日々研鑽し、世界に誇れる日本の逸品を作るため努力しています。

Text & Photo:
宮﨑涼司

人一倍、服が好きなCRAHUGのジャーナル担当。給料のほとんどをファッションへ投資する。好きなメディアは「AWW MAGAZINE」と「NEUT MAGAZINE」。

Date: 2022.02.18

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