仕事の合間にふと空を眺めると、澄み渡る青空に気持ちがリフレッシュされます。このお皿を初めて手に取った時も、同じ心地になりました。世の中に青磁器はいろいろありますが、〈蘇嶐窯〉の青は透き通るような青々しさを感じます。普段、どんな料理にも合う白の器一択でしたが、意外と青い器って和食だけじゃなくて洋食にも合うんですよね。ササっと作った手料理なんかも、このお皿に盛り付けるだけで洗練された料理にしてくれるような気がします。

できれば実物を見て、ブルーを感じてほしいところですが…今回は〈蘇嶐窯〉より「21cmプレート」の魅力をご紹介します。

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「雨過天晴」の“青”が料理を晴れやかに

こちらの器に青空を感じたのもそのはず、蘇嶐窯が代々受け継いできた青瓷(あおじ)の「雨過天晴(雨が止み、雲がなくなり晴れ渡る)」の“青”を表現するべく、追及された器だからです。青い器は食欲減退させてくれると言われがちですが、鮮やかな野菜と一緒に盛り付けるとより食材をおいしく見せてくれるのでむしろ食欲をそそってくれます。私はこの夏にこちらの器と出会い夏野菜と一緒においしくご飯を頂きました。もうすぐ食欲の秋がやってきますが、さらに活躍してくれそうな予感です。

そして、よく見るとうっすら文様があるのが分かります。蘇嶐窯はご夫婦でされている窯元で京都・清水焼と福岡・小石原焼の技法が融合した器を展開しています。「飛鉋(とびかんな)」のシリーズは、小石原焼の技法によって細かい文様が浮かび上がっているのがポイント。均一に散りばめられた幾何学的な文様がより、器も、料理も、上品に見せてくれます。

食卓の主役はメインプレート

器の形にも色々な種類があります。使う人の食事スタイルによって、小鉢がたくさんあったり、丼ぶりしか使わなかったり…かくいう私も一人暮らしなので洗い物を最小限にするためにランチプレート愛用者でした。しかし、メインプレートがあれば食卓を簡単に、綺麗に飾ってくれことに気が付きました。直径21cmのこの丸いプレートは大きすぎず、小さすぎず、ジャストなサイズ感がまた魅力。しっかりと一汁三菜で献立を立てるときは、主菜の盛り付けとして。時間がないときは、ご飯と具材を盛ればこなれたワンプレートご飯の完成です。

飛青磁 プレート (21cm)/¥14,300(税込)※現在完売中です。お気に入り登録すると入荷のお知らせが来ます!

飛青磁 プレート (21cm))/¥14,300(税込)※現在完売中です。お気に入り登録すると入荷のお知らせが来ます!

一枚一枚丁寧に手作業で作られている器ですが、お手入れは一般的な食器と変わりません。食洗器も、電子レンジもOKなので、毎日気兼ねなくお使いいただけます。

あなたの好きな料理と一緒に食卓を飾ってみてください。

  • 蘇嶐窯

    蘇嶐窯

    初代涌波蘇嶐は、明治・大正期に活躍した京焼青瓷の第一人者、初代諏訪蘇山の薫陶を受けその技法を受け継ぎました。以後、涌波家は四代にわたって京都・清水の地で伝統技術を守り作陶を続けてきました。当代の福岡・小石原焼の窯元の妻との結婚を機に、異なる窯業地のふたつの技が融合することとなり。。。ふたりだからこそできたブランド 「蘇嶐窯」 新たな青瓷の表現を追求し、多くの方に愛される器をつくるべく、夫婦で日々ろくろに向かっています。

Text & Photo:
上野結佳

計5名の甥っ子&姪っ子を溺愛する、CRAHUG・SNS担当。写真は甥っ子へ作った誕生日ケーキ。

Date: 2022.08.25

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