洗濯のプロ とみおかクリーニングさんに聞いてみた
今回は洗濯のプロ 〈とみおかクリーニング〉さんに洗濯のあれこれを聞いてみました。洗濯のやり方やコツ、梅雨時の部屋干しのやり方まで、毎日のお洗濯で使える情報が満載です。 最後までぜひご覧ください!
まず、とみおかクリーニング とは
〈とみおかクリーニング〉は1950年、北海道東部「中標津町」で生まれました。今日まで培ってきたクリーニングのノウハウを少しでも暮らしで生かしていただきたいという思いから、オリジナル洗濯洗剤、洗濯グッズの開発を行ってきました。 洗濯を通じた環境への配慮や、考え方、活動を身近な「家事」で実現することを目標に「新しいクリーニング」を提案しています。
今回は〈とみおかクリーニング〉を運営する株式会社ハッピーツリーのブランド推進グループ・ブランドマネージャーの小石川良美さんに洗濯のあれこれを聞いてみました!
とみおかクリーニング 洗濯洗剤の使い方
―改めて とみおか洗濯洗剤の使い方を教えていただきたいです。 【小石川】粉洗剤なので、洗濯槽に服を入れ、その上から直接ぱらぱらと振りかけてください。 洗剤の使用量は衣類に合わせて比例しますが、1回の洗濯時に平均20g程度という少ない量で洗えます。20gというとイメージしにくいですが、従来の粉洗剤についているプラスチックのスプーン半分程度です。
―そんなに少ない洗剤の量で洗うことができるんですね。びっくりしました。 【小石川】しかも、とみおかの洗濯洗剤は柔軟剤を使わなくても柔らかく仕上がり、すすぎは1回でOKなので、時間や家計に優しいんです! 柔軟剤はタオルなどの「肌ざわり」はよくなりますが、油分で生地をコーティングするのでタオルなどの「吸水性」が損なわれるというデメリットがあるんです。 ―柔軟剤にもデメリットがあるんですね。初めて知りました。
衣類のコンディショナー
【小石川】とみおかは従来の柔軟剤のデメリットを解消した、衣類のコンディショナーも発売しています。
とみおかの洗濯洗剤と相性抜群で、衣類にしっとり感も与えつつ、抗菌・消臭・しわ予防ができるんです。 ―高機能なコンディショナーですね。使ってみたくなります!
洗濯のポイント
―気になっていたことがありまして、洗濯する際に服の表・裏はどちらにしたほうがいいんでしょうか? 【小石川】一概には言えませんが、汚れがついている面を表側にして洗濯することは理にかなっています。しかし、装飾品があるものやプリントもの、色物のアイテムはダメージや色落ちを避けるために裏返しや洗濯ネットの使用をおすすめしています。
―場合に合わせて、表裏を考えると良いんですね。勉強になります!タオルでありがちな、洗ってもなくならない匂いや黒ズミの対処方法を教えていただきたいです。 【小石川】そういった匂いや黒ズミは衣類の量や、水の量が原因だったりします。洗濯槽にたくさんの衣服を入れると、洗剤が溶け切らず、匂いや黒ズミに繋がります。衣類の量は槽の6,7分目が目安ですよ。
あとは、水の量が少ないと洗剤が溶け切らなかったり、すすぎが不十分だったりします。節水モードを解除したり、水の量を増やしたりすると改善する場合が多いですよ!
―思わぬところに原因があったんですね。家でも気にしてみます。 【小石川】それでも匂いや黒ズミがなくならない場合は、酸素系漂白剤でのつけ置きがおすすめです。
乾燥・干す際のポイント
―洗濯・すすぎの次は乾燥について教えていただきたいです。乾燥や干す際のポイントを教えてください! 【小石川】乾燥や干す際に一番大事なことは、いかに短時間で終わらせるかです。 まず乾燥機について、短時間でふわふわに仕上がりますが思わぬ注意点があります。それは高温によって生地の痛みが早くなってしまう点です。乾燥する時間や頻度を考えてあげると服が長持ちしますよ。
―便利だけど使う際は少し注意が必要ですね。干す際のコツはありますか? 【小石川】衣類はぎちぎちに干さずに隙間を空けて、空気の流れを意識すると良いですよ。 大きなバスタオルは蛇腹に干したり、
パンツは筒状に干したりすると乾きがいいですよ。
厚手のトップスは厚めのハンガーを使ったり、パーカーはフード用のハンガーを使ったりするのもおすすめです。あとは、サーキュレーターで空気の流れを作ったり、浴室乾燥を使ったりすると、梅雨の時期でも気持ち良く服を乾かせますよ! ―目から鱗のアイディアばかりでした。家ですぐに実践してみたいです!
今回ご紹介できなかった、毎日のお洗濯で大活躍するアイテムは以下のリンクから。ぜひチェックしてみてください。