CRAHUGと旅をする。
Journey with CRAHUG
Vol. 1
“せっかくならば、日本のものづくりと旅をしよう。”
そんな気持ちで、不定期ですが筆者とその知人でCRAHUGアイテムと日本の各地を巡る旅をお送りするシリーズがスタート。日本の良いものと良いところを一緒に知っていただけたら嬉しく思います。
今回訪れたのは山梨県甲府市、寒さを感じられる晴天の日に自然溢れる昇仙峡に行ってきました。
ザ・紅葉といえるほどではなかったですが、とても綺麗でした。
“思いがけず大自然の道草を食う”
左から、はるな、もも、かなの三人。
釈迦堂PAにて。本企画を説明して筆者から出演オファーをするも3人は即快諾してくれました。
3連休最終日で混むのでは?と思い、途中の寄り道は釈迦堂PAのみ。ナビを信じて東京から約1.5時間ほど車を走らせたところで到着。人が少ないラッキー!と駐車場に車を止めます。
車から出て、天気にも恵まれ一面に広がる自然。そんな大自然に感謝しながら早速パシャリ。はるなには〈POLS〉のウールストールを羽織ってもらいました。割と薄着で来た彼女でしたが、このストールのおかげでひんやりとした日陰でも暖かいらしい。
澱みのない川を登る形で歩みを進める中、3連休なのに人通りが少ないなとスマホのマップを見てみる。実はこのルートを辿ると目的地の昇仙峡までは数十キロほど歩かなければとのことで踵を返すことに・・・。本来であれば車で通れる道らしいのですが、何らかの理由で通れなくなっていました。せっかくの景色なので、それらしい撮影をしてみることに。
普段着でも黒が多い、ももには〈F/ACSION〉の黒ダウンジャケットを。想像以上に軽くて着やすいと、流石のセンスでスタイリッシュに着こなしてくれました。
はるなには、〈MORROW by thank〉のバッグも持ってもらいました。リバーシブルになる可愛いインナーとシンプルで使いやすい形を気に入ってピック。都会でも、このような大自然の場所でもファッションアイテムとして良い意味でシーンに溶け込んでくれるバッグではないかと。
“山梨のおもてなし(お昼)”
なんやかんやで、ようやく昇仙峡に到着。まずは腹ごしらえでもしようかと、近くのお店に立ち寄る。
昇仙峡の入り口にお店を構える「橋本屋」さん
写真を取り合う二人。
山梨名物、ほうとう
猫のようにイワナの塩焼きを眺めるもも。
山梨といえば「ほうとう」ということで、カレーを頼んだももを除いたみんなが注文。ちなみに筆者はほうとうとイワナの塩焼きの両方を。とても美味でした。ごちそうさまでした。
“大自然の中の神秘”
お目当ての仙娥滝の前にあるのは、八珠願い。八つの「願い石」を七福神の石壺にそれぞれ奉納す(投げ)る。
三者三様に石をそれぞれの壺めがけて投げるものの、これが入らない。願いはそう簡単に届くものではないんだなと傍から見ていた筆者は思いました。
ほとんどの願いを外してしまった一行は、ついに仙娥滝と相まみえます。
神秘的、荘厳、綺麗、マイナスイオンなど今なら言葉にできますが、人間、本当にすごいものを見ると言葉って出ないものです。
仙娥滝を見る人とカメラ目線の人
日陰かつ滝の前だけあって、結構寒かったですが〈KWD〉の暖かいダウンのおかげでちょうど良かったとのこと。
今なのかって思いますが、ももが来ている〈F/ACSION〉のダウンの“Think of Rain 185/365”のロゴが気になったらしいです。これは、〈F/ACSION〉のブランド本拠地である石川県金沢市は、1年の約半分(=185日)が雨の地域で、雨と向き合い雨について考えてきたという意味が込められてます。筆者的には仙娥滝という日本の良いところで、日本の良いもののことを知ってもらうというのは感慨深いです。
“サンショウウオを守る?”
仙娥滝を出て、昇仙峡ロープウェイに向かう途中に射的屋さんがあったので寄ってみることに。
良い大人三人ですが、この時ばかりは子供に戻ったかのよう。スナイパーみたいな持ち方したり、出来るだけ銃口を的に近づけるために身を乗り出したりと。
この射的屋は、オサンショウウオの保護を目的としており、その天敵であるカエルの卵を的としたもの。昔は昇仙峡にもサンショウウオは生息していたらしいものの、今はおらず昇仙峡の自然を保護すること、そしてより良いものにしていくことに売上を使用するとのこと。いつかサンショウウオが見れる日が来ることを祈って。
“山頂ではいチーズ”
最後に昇仙峡ロープウェイに乗り山頂を目指します。
冬らしく陽が早めに傾き、雲の量も多くなった頃合いでした。想定外に速く進むロープウェイに怖気づく筆者を尻目に、皆さんは景色を堪能していました。
見渡す限りの山々、雲とほぼ同じ目線で市街地を見下ろすことができる山頂の景色は絶景。日の光はあまり感じられませんが、せっかくなので日本のものづくりを日本の良いところを背景に撮りました。
最初にこのダウンを女性陣に見せたときから、「可愛い!」とデザインが好評でした。防寒出来て、オトナな女性っぽさを演出してくれる素敵なダウンジャケットと、実際に着用したかなも太鼓判のアウター。
ももは、重くて肩がこるイメージをダウンに持っていましたが、こんなに軽くて暖かいものがあるのかと驚いていました。ステッチがフロントに出ていないシンプルなデザインも好みらしく、このダウンがあれば冬を生き抜けそうだとのこと。
首元を寒さから守るのにちょうど良く、デザインもこなれているとのことで、今日一日中肌身離さず持っていました。シンプルなスタイリングが映える一枚です。
女性陣だけではなく、筆者も〈LIVERAL〉のバッグを使っていました。カメラを持ち歩く人間として軽いのに大容量で水も弾いてくれるという機能性はとても助かります。
山頂の景色をこれでもかと目に焼き付け終えて、落ちる太陽とともに一行もロープウェイで下山して帰宅。実はこの日は日曜日で次の日が仕事。途中で渋滞に足止めされ、女性陣をそれぞれ自宅に帰しながら安全にそして爆速で帰宅した筆者の話はまた別のお話。
長くなりましたがシリーズ第一弾完。日本のところと日本のものの良さが皆様にほんの少しでも伝わっていれば幸いです。シーズンごと不定期に連載していきますので次回をお楽しみに。