2025年、年が明けてもう早くも1か月が過ぎて2月。2月の大目玉はバレンタインということで、今回はCRAHUGのメンバーでショートドラマを撮影しました。

まだ見ていないよという方は以下よりご覧ください!

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そしてこちらの記事では今回の脚本を務めた筆者が、ショートドラマ撮影の裏側やストーリー補足と併せて、実は演者たちは何度かCRAHUGの商品を着用していたりするので誰が何を着ていたかのご紹介も出来ればと思います。



まずはストーリーをより深く理解してもらうために、相関図を作成してみました。

前回までは図の下段のあみ先輩と三村先輩が主役でしたが、今回は佐藤さんと小山くんに主役を担ってもらいました。(前回までのショートドラマシリーズはコチラから) この相関図を踏まえて、1話から振り返っていきましょう。



-第一話:欲しがり先輩社員-

物語は日常の会議という1シーンから、何気ない先輩社員の一言で始まります。 今回は、バレンタイン=チョコという発想から、オンワード・マルシェのメンバーにも全面協力いただき、この会議シーンが成り立ちました。

台本は用意していたのですが、三村先輩の冒頭のシーンと最後のキメ顔は前回、前々回と主役をこなした貫禄のアドリブでした。彼女(あみ先輩)がいるけど、他メンバーが知らないのをいいことに同じ部署の女性陣にチョコを求める先輩。こういうお調子者キャラはどこの環境でもいるのではないでしょうか...?

【高垣麗子さんコラボ】ベビーアルパカラグランニット|TOQUE

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この話だけ写真を撮り忘れており分かりづらいのですが、そんな三村先輩が着用していたのが〈TOQUE〉の高垣麗子さんコラボのニットです。メンズにもピッタリのLサイズを着用しています。



-第二話:悩む後輩、真面目にふざける先輩-

第二話は、第一話の会議中の小山くんの発言「甘いの好きじゃないんですよね」に思い悩む佐藤さんがアミ先輩にどうしようと相談するシーン。

甘いものが苦手なら仕様がない...なんて諦めるな!とあみ先輩は、何故かスラムダンクの安西先生のものまねをしながら諭します。このシーン台本を渡したときはものまねを嫌がっていたものの、本番になるとしっかり演じる流石の女優魂。前回シリーズで彼氏の三村先輩からクリスマスプレゼントとしてもらった〈Atelier nuu〉の財布から着想を得て、ものを渡すことをアドバイスするナイスあみ先輩。

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ここでのあみ先輩は防寒対策として、〈F/ACSION〉のダウンマフラーを着用しています。

第二話の終わりは、三村先輩&小山くんとすれ違うシーン。

ここは見てるだけなら簡単そうに見えるカットですが、実は何度も撮り直しをした場面です。4人が歩いてくる位置をそれぞれ調整して、主役二人の目線はお互いを見るようにと細かい指示が入ります。

このスローですれ違うというカットで第二話は終了しましたが、実はその後に男性陣二人の相談カットを入れる予定でした。第一話の冒頭の三村先輩の「逆チョコ」というワードに感化されて、小山くんも何を佐藤さんに渡そうかと悩むという形で、一応伏線回収をし始めてはいたのです。

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このシーン(本編では大幅カットされてしまいましたが...)で三村先輩が着用していたのは、寒い時期の相棒、〈F/ACSION〉のダウンジャケットです。



-第三話:バレンタインの想い、伝えられる...??-

第三話は、時が過ぎてバレンタイン当日。あみ先輩の助言を参考にして、しっかりとプレゼントを準備して出勤するカットから始まります。

第二話での佐藤さんの反応だと「本当に用意してくるのか?」と思った方もいたと思いますが、しっかり用意してます。が、問題は渡すことでした。

夕方になってもまだ、プレゼントの袋が残っている...。そんな後輩を見兼ねたあみ先輩は、「渡さないなら私が渡してくる」と強引に後輩を焚き付けます。このカットも当初用意していたストーリーとしては、どうにか佐藤さんにプレゼントを渡しに行かせるというざっくりとした内容でしたが、あみ先輩のアドリブ力で綺麗に話が成り立ちました。

【高垣麗子さんコラボ】ベビーアルパカラグランニット|TOQUE

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そんなあみ先輩が着用していたのは、第一話の三村先輩が着ていた〈TOQUE〉の高垣麗子さんコラボニットの色違い。色違いとは、流石カップルと言ったところでしょうか。

そしてこの話でも、幻のカットが。何とかプレゼントを渡しにいくよう佐藤さんを送り出してから、やってやった感を出しているあみ先輩に対して同期友達が、「あみちゃんも昨年はあんな感じだったじゃん」とツッコミを入れるカット。プロデューサー陣で仕上がりを確認した際にもう少しコメディータッチであみ先輩の表情を撮っておけば良かったと後悔しながら無事お蔵入りしました。



-第四話:あれ??-

ついに、意を決した佐藤さんが小山くんにプレゼントを渡すシーン。

早速カットされたのは、小山くんが外で黄昏ているシーン。第二話のカットされたシーンで解説した通り、小山くんも佐藤さんに対して逆チョコを用意していたものの、渡せなかったことによって心ここにあらずの小山くんを冒頭に入れる予定でした。

意を決して小山君にプレゼント渡します。このシーン、夕方に外での撮影で車通りが多い場所だったため、音声トラブルやセリフミスで時間がかかり、最終カットを撮るときには周りが暗くなっていました。編集で手を加えましたが、しっかり見てみると時空が少し歪んでしまっています・・・。

マカロンボーロ(中)|macaron et chocolat

¥3,424(税・送料込)

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そしてサプライズ!第一話の冒頭で三村くんが発言した「逆チョコ」の伏線を一応、ここで回収します。東京は西荻窪にある、マカロンとチョコレートの専門店〈MACARON ET CHOCOLAT〉から、佐藤さんも思わず「可愛い!」と形容するマカロンボーロ。

その後小山くんが「一緒に帰らない?」ともっと距離を詰めようとするも、佐藤さんは「仕事があるから・・・」とキッパリお断り。お互いの気持ちは見え切っているのに関係は進まないのかい!というあえて煮え切らない結果にしました。すべての恋物語はそんなすぐに進むわけではないのです。



-第五話:まさかの展開-

色々あったバレンタインの翌日。嬉々として佐藤さんから貰ったプレゼントを身に付けて出社する小山くん。バッタリ、先輩の近藤さんと鉢合わせるも、あれ...?

サンセットピクセルソックス|COQ

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実はすべての撮影は一日で撮り切っていて、その中でも最終話のこちらが一番最初に撮影した内容。エンジンがかかり切っていない小山くんの演技が逆に気まずさをいい感じに醸し出してくれました。やっぱりオチは、近藤さんの「またか!」という感じで締めたかったんです。



さて、CRAHUGスタッフが出演するショートドラマはいかがでしたか?ちょっとばかりでもリアルっぽさとドラマっぽさを感じていただけたら幸いです。

今回は設定上とはいえバレンタインといえばのチョコということではないと仮定して、少し趣向を変えて良い“もの”をプレゼントしてみるという形にしました。他の大多数がチョコを筆頭として甘いものを渡す中で、良い“もの”をプレゼントすることで差別化できるのでは?と。

CRAHUGの商品はどれも日本の職人、作り手が想いを込めて製作されたものばかり。大切な人には、せっかくだからこだわりのものを渡してみるのはいかがでしょうか?

Text & Photo:
田中駿介

CRAHUGの撮影兼販促担当。Nikon Z8を片手に風景やヒトの写真を撮りながら、珍しいヴィンテージウェアを探し歩くのが日課。

Date: 2025.02.10

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